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ありのままで生きる。暮らしの記録

わかりたくても男性にはわからないこと

妻が産休に入りました

本当にこの時を待ち望んでいた。

 

仕事が終わり、セブンの100円コーヒーで気持ちをリラックスさせながら私は少しの不安を抱えつつ帰宅した。

 

リビングに入った時のファーストコンタクトで全てが決まるといっても過言ではない。

『ただいまー』と言いながら玄関を入ると娘がニコニコ走ってきた。(よし。ここまでは順調だ)娘にただいまを言ってハグする。

次に私はリビングへ入り妻にもただいまを言う(緊張の瞬間、この時の妻のリアクションで全てが分かる!重要ポイント)

昨日の喧嘩をまだ引きずられているかと予想していたが、今日は意外にも妻の機嫌は普通そうだった。程良くリラックスした様子で落ち着いて会話ができる状態で一安心。

しかし喜びも束の間、妻からの会話に応え始めると、いつもの様に妻は無意識のうちに悪気も無く私の気に触ることを会話に混ぜてくる。そしていつもと同じく妻の機嫌が不安定であることに気付く。些細なことで声が荒く急に大きくなる。そう、決して油断してはいけない状況ということだ。

 

今夜は妻が娘を風呂に入れてくれている隙に

私は夕飯をかき込みながら、風呂上がり後のドライヤーやタオル・保湿クリームのスタンバイをする。

妻は風呂から出るといつも通り、血圧のせい?(本人はそう言っている)で完全に営業終了モードとなるからだ。

つまり、約15分以内に夕飯をかき込まないと次に食べられるのは妻と娘が就寝してからの可能性が高くなる。

二人が風呂から出てきて

妻は『疲れた眠い、もう何もできない、あとは全部任せた・・』と言い、リビングのマットに寝転がり『ドライヤーで風を当ててー』と、私にドライヤーを持って頭に当てるように頼んできたが、私はドライヤーで風を当てつつ、ドライヤーを持つくらいできないものかと正直疑問に思った。。わかるよ、体が辛いのは察するが(いや、妊娠中の体の大変さについては男性の想像を軽く超えるだろうし、理解できるなどとは到底言えないのだが…)でもなんか違くないかな。。甘えてると捉えればいいのかな

 

次に娘の明日の保育園の支度をして、オモチャや洋服タオルで散らかり放題のリビングを片付け、やっとこさ娘の寝るしたくも終わったので、私と娘で先に寝室へ行き絵本を読み始めた

その後妻も寝室に入ってきたのだが、なぜか布団にもぐってからケータイを見始める妻、さらにゲーム(DS)の続きを始める。

私が子供に絵本を読み娘を寝かしつけしている横で、ケータイやゲームをいじりながら

『あ、いててて・・(痛いアピール)』『はぁ、眠い』『今日も疲れたあー』の声を発している。

疲れているのは分かる。分かるのだが、、

力尽きたのではなかったの・・??

子供も絵本の世界に入り込んでうとうと聴いてるのに気が散るし、流石に私もイライラしてきて

『…さっき眠いって言ってなかったっけ、、寝れば?』という危険ワードを言い放ってしまった。この時点で時計の針は22:00

 

妻『気が張ってて、イライラするんだよ』

『少しくらい好きなことさせてー』

『妊娠中は生理前のイライラ状態がずっと続いている感じなんだよ、更年期が早めに来そうな気がするー』などと言っていた。その後すぐにゲームはセーブしてやめていたが

自分の時間が無いのは確かに辛い。隙をみて好きな事をするのは良いのだが、さっきまでの眠くて何もできないと言っていたことに対しては矛盾しているのでは?と思ってしまう私の気持ちも間違いではないと思う。私が違和感を感じてイラっとするのはそういう所なのである。。

しかしこんな些細な事でいちいち頭に血がのぼってしまう私自身に情けなさを感じます。本当は、イラっとせずに笑顔で返せるくらいの器になりたい。

 

妻と娘が寝静まった後、私は風呂に入り自分の寝る支度をした。

 

ほんとに

妊娠中の身体の変化というのは男の想像を絶するんだろうな。。

ホルモンバランスの関係で自分で感情をコントロールすることができなくなったり、身近な夫に対して攻撃的になったり。

男には未知の領域なので、相手の辛さを理解しようと歩み寄る気持ちを常に持っていたいが、イラっとくるとこちらも冷静になれなくなってしまうことが多々ある。。

 

気をつけなければならない

 

 

 

今後のブログの方針について考える。

このブログの今後の方針を考えています

 

今まで色々なテーマで書いてきたのですが、私にとっての最重要なテーマが見つかったんです。

物凄く身近にありました。

以前にも書きましたが、私達夫婦は毎日仲良くニコニコというわけではなく、本当に些細なことでよく喧嘩をします。そんな私にも転機が訪れた!!(と思いたい)

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先日、妻が冗談混じりに

『パパもいずれこういうブログ書けるんじゃない?笑』『男性目線でちゃんと客観的に書かれているし私達の今の状況とよく似ているから見てみなよ、LINEでリンク送っておくよ』これが全ての始まりでした。

そうなんです。妻が見つけてきた  ほうたパパさんの

「ほうたパパの七転び八起き」というブログ。

みんなさ、ありの〜ままで〜育児をすればいいのに。 - ほう太パパの七転び八起き

 

このブログの色々な記事を読んで「ついに私の前に救世主が現れた!」と本気で思いました

同じ夫として、ほとんどの記事に共感し

共感で涙が出そうな思いでした。。

日本に私と同じ悩みを抱えた父親がいる!という事実がわかっただけでも少し心が軽くなった。

 

今後のブログの方針としては、決して妻の悪口を書きたい訳ではありません。(ここは勘違いしないでいただきたい)

もし私が先に不慮の事故で死んで、このブログを妻が見てしまったとしても

『そうか、パパはこんなこと考えてたのか、やっぱ馬鹿だねぇ』と鼻で笑ってくれるようなブログを書きたい。

様々な記事を書く前提としてまず、妻ラブという状態はブレないということ。

 

私達夫婦が様々な困難にぶち当たった時にも(ぶち当たりまくりだけど)、幸せな家庭を維持していく為のツールとしてブログを活用していきたい

トラブル対処法のストックとして

私自身の心の薬局のような記事の本棚を作りたい。

悶々としている頭の中の棚卸しと、自分で書いた記事を読み返して、ピンチの時に私の精神を落ち着かせ正常に保ちたい。そんな願いを込めて。

同じ日本に暮らし、私と同じような立場・状況で悩み、最悪今まさに離婚を決断しようとしている夫婦がいたとしたら…、、その救いになればという願いもあったり。

表現の仕方は違えど、お互いに子供を愛している両親がすれ違いにより別々になり子供が悲しい思いをするのを防げたらいいな。。。

あわよくば日本の離婚率の低減に役立てれば(ちょっと大きなこと言いすぎた、、)

 

夫婦間のトラブルを家族や友達に相談したり愚痴を聴いてもらったりすることもできるけど、やはり聴き手である相手の時間を奪ったり心配や迷惑をかけることにもなる。最悪その人に依存することにもなりかねない。。

ブログ読者の方に不快な思いをさせてしまうかもしれないが、不快に感じた方はこのブログについてはスルーしていただければと思います。

コメントを許可するかについては、まだ勇気が出ない為、考え中です。

 

私達夫婦は今まさに産後クライシス真っ只中なのかもしれない。いや、まだ産前なので産前クライシスか。。

そういえば、思い返してみたら同棲クライシスもあったような…

育ちの違う人間が1つ屋根の下で暮らすのだから、色々あって当たり前だよね。

 

昔見たNHKのコント番組 LIFE!で、気象予報士役の内村さんが「明日は急激な天気の崩れがあるかもしれませんな〜   まるで、嫁の機嫌のようですな〜」みたいなセリフがあったが、素晴らしく的を得ていると思った。

今日も仕事が終わり帰宅電車に揺られているが、家に帰って妻の機嫌はどうだろうか。非常に気掛かりである。

今日もそこらじゅう地雷だらけなのだろうか

いや、あまりネガテイブに考えないようにしよう

妻は我が家という会社の社長、私は平社員であることを肝に命じなければいけないと思う。我が家はそういう風土の会社なのだ

 

文章のスタンスとしては、ただ深刻に伝えるのではなく、クスっと笑っていただけるような自虐的な表現で書きたくて、いつの間にか父親としての哀愁が漂っていたら理想的です。

というわけで、

今後もマイペースでブログを続けていきたいと思います。

暮ラシカルデザイン編集室の沼尻さん

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表紙がとても素敵で、以前から気になっていた本を2冊購入しました

「房総カフェ」

「房総落花生」

 

著者は千葉県船橋市ご出身で千葉県勝浦市在住の沼尻さん

リトルプレスという自主製作出版方法で、執筆から納品・販売までを全て一人で行い少部数発行されているそうです

ネットのインタビュー等でプロフィールを見ると、「ぐるっと千葉」での編集の仕事を経て、現在は独立し勝浦市の古民家を拠点にしながら全国各地を飛び回り、「暮ラシカルデザイン編集室」を一人で営まれている方です。

 

外部リンク

沼尻さんのホームページ: 暮ラシカルデザイン編集室 - 暮ラシカルデザイン編集室

 

無印良品のホームページにも沼尻さんのインタビューが掲載されていました: 房総の暮らしを象る(かたどる)編集者/沼尻亙司さん | ローカルニッポン | 無印良品

 

ロングライフデザインの視点から考える千葉県の観光ガイドd design travel CHIBA「編集部日記 番外編」に、「千葉県の多様性」をテーマにした記事が寄稿されています:http://www.d-department.com/jp/d-design-travel/chiba

 

「房総カフェ」はシリーズになっていて、私はそのうちの一冊を買いました

この本は、ただ単に千葉県の素敵なカフェや飲食店を紹介するのではなく、その店の経営者がどのような想いでその地域で暮らしながら店を営んでいるのかや、店主の想いや価値観などについても深いインタヴューから書かれていて、筆者の伝えたいという熱い想いをそのままダイレクトに感じます。

私もたまに足を運ぶ大好きなお店も掲載されていたりして嬉しくなったり、添えられている写真がどれも素敵。撮影も全て沼尻さんご本人ということで想いが伝わってきます。

そしてもう一冊、「房総落花生」という本、

千葉県の名産品である落花生の魅力をテーマに、落花生についてとことん掘り下げて書かれています

私の大好きなピーナッツペーストを製造する老舗店についての記事もありました。

私も含め千葉県に住む人にとっては、美味しい落花生は当たり前すぎて・・

けれども実は落花生の歴史や生産方法や流通について詳しく知っている人は以外と少ないのかもしれません

そんな千葉県産落花生の魅力を再確認してほしいという著者の想いが伝わってくるような、

一冊丸々落花生について学ぶことができる面白い本でした。

 

思い返してみると・・

結婚するまで地元を出て暮らしたことの無かった私は、

地元を出るまでは、産まれ育った地元という町を客観視することができていなかったと思います

違う町に住んでみて初めて、産まれ育った町の姿や魅力に気づくことができた

出てみて初めてきづけること

住んでいる人には「当たり前すぎて」魅力と感じない点でも、移住者や外の人から見たら非常に魅力的に見えたりする

それを住民に伝えることで、住民も自分たちの地域の魅力に気づくことができたり、自分達の住む地域の価値として再確認し発信することができたり、今住んでいる町をもっともっと好きになれる好循環が生まれる

今まで魅力に気付けていなかったり、田舎くさくてカッコ悪いと思っていた町の見え方が180度変わってしまったりすることがある。

 

自分が住んでいる地域に対して愛着が湧くということは、とても素敵なことだと思います。 

 

私は地元を出てしまいましたが、産まれ育った町のことはいつも気になるし、少子化を迎える時代にあってもより良い町になって欲しいと願っています。同時に今住んでいる町も愛しているし、今後もより住みやすい町になったら素敵だなと思っています

 

千葉県に住んでいる人達が地元千葉を愛しながら豊かに暮らしていく、そんなきっかけを作ってくれるような

暮ラシカルデザイン編集室さん独自の視点と情熱に、ありがとうの様な感謝の気持ちが溢れてきます。

 

 

初めてフリーマーケット出店したら色々と勉強になった話

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先日、田舎のフリーマーケットに出店してきました

生まれて初めてのフリマ出店

 

妻が仕事の日だったので

思いきって私と娘の二人で参加することに。

 

 

私が子供の頃は、よく市内のフリーマーケットにお客さんとして行ったもので

なんとなく、いつかは参加する側になれたら楽しいだろうなという気持ちがありましたが

電話一本と数百円の出店料金だけで簡単に参加することができました

 

 

 

公園で遊びまくりたいお年頃の娘。

 

覚悟はしていたけど

一人で幼児を見ながらの出店など、まともにできるはずもなく…

小さなポップアップ式テントとレジャーシートで店舗は作ったものの、

会場になっている公園の遊具で

ほとんど娘と一緒に遊んでいました。笑

 

遊具エリアからでも見える場所に店を構えて

お客さんが近づいて来たらダッシュ

 

常に目を凝らしながら、子供の安全を見守りながらの遊具遊びは非常に神経を使いました

今考えても無謀だったと思います。。

 

そんな、

ほとんど店主不在の店だったのですが

奇跡的にも数名のお客様が商品を手に取ってくださり

私の見た限りでは4名の方が商品を手に取り、そのうちの2名が購入して下さいました

 

元々、利益目当てで参加した訳ではなく

ゆるい気持ちでの出店

持ってきたアイテムも合計10点程と激少なかったので、商品が一点売れただけでも本当に嬉しかったです

 

結局、3時間ほど出店して

売り上げ金は200円でした

 

 

時給に換算すると、約66円です。笑

 

さらにここから出店料金を引くので赤字・・

 

家からのガソリン代

商品と什器の搬入

娘のおやつ代

ポップアップテント設営

ディスプレイや値札作り

盗難のリスク

etc..

 

全く労力に見合っていませんね。。

 

 

そんな中でも

久しぶりの接客業体験で新鮮な気持ちになって気分転換になり、娘にもお仕事体験もどきをさせてあげられたこと

自分なりのセンスで好きなように商品をディスプレイしたり自由に接客できたことがとても楽しかったです。

 

 

そしてなによりも

 

お金を稼ぐことの大変さ

これを身に染みて感じました。

 

時給66円ですからね。笑

 

コンビニバイトの方が圧倒的に稼げます。

 

 

さらに、これでもし娘が不在で華が無く私だけだったら、、お客様は一人も来なかったかもしれません

 

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お客様からお金を頂くということは、

お客様が稼いだその大切なお金に見合った価値を提供できる人であるということ

ただ単に、自分が好きだから得意だからだけではなく
受け手が価値だと感じるレベルまで追求しプロの意識を持つこと

そして自分だけのオリジナルな方法で、例え100円でもお金を頂けるレベルの価値を提供している人

それを何年も日々継続し続けることができる人

これは本当に凄いことだと思いました。

 

 

個人事業主の方、本当に尊敬します・・

 

 

このように考えると

サラリーマンとして働くことへのモチベーションにも良い影響が出てきましたし

入社した頃の初心も少しだけ思い出せたようなな気がします。

 

 

そんなこんなで

 

またいつか

出店してみたいと思います

 

 

 

 

 

hmoco.hatenablog.com

 

DURALEX ピカルディを100円ショップで購入しました

 

しばらく重たい投稿が続いたので…
気分を変えて、我が家で使っているお気に入りのものを書きたいと思います

 

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DURALEX made in france

数年前に100円ショップキャンドゥで偶然デュラレックスのピカルディを見つけて購入しました

その後しばらくして、もう一つ買いたいと思い同じ店へ行ったけど人気で売り切れたのか一つも無かったです


ネットで調べてみたらセリアでもデュラレックスの取り扱いがあるらしいですが、まだ見たことがないです

 

女性向け雑貨店studio clipやniko and…の食器コーナーで売っているのを見つけましたが同じサイズで値段は約3倍ほどで売られていました。
アマゾンでもセットで販売されているのを見つけました。

 

デュラレックスDURALEX)は1945年創業のフランスのガラスメーカー

ヨーロッパでは半世紀以上も愛され続けているそうです
日本でもカフェやレストラン等でお冷用に使われているのを頻繁に見かけます

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全面強化ガラスなので非常に割れずらいですが、子供が落として割れても普通のグラスのような飛び散り方はしないそうです。我が家でも娘が何度か落としましたがまだ割れていません

 

とても持ちやすくデザインもシンプルで好きなんですが
なんと、電子レンジでも使用できます。
熱湯もフリーザー(-25℃)も食洗機もokです

 

娘は牛乳が大好きで、こちらが止めないと一気飲みしてしまうので
冷蔵庫から出したての冷たい牛乳を常温に戻すためにレンジで温めるときに便利です。

 

小さめのピカルディは幼児にぴったりサイズ
透明なグラスで中に入っているものが見えるのが楽しいらしく、お惣菜や
温かいかぼちゃスープを入れたり
苺とヨーグルトを混ぜ入れて苺パフェとして食卓に出すと大喜びで食べてます

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これから暖かくなる季節
飽きがこなくて使い勝手が良いので

今後さらに食卓でヘビロテになりそうです

 

 

#シンプルライフ#身の丈暮らし#脱力系ミニマリスト#共働き#子育て#DURALEX#ピカルディ#慎ましい暮らし#アースカラー#リノベカフェ#ベーシック#キャンドゥ#セリア#スタジオクリップ#niko and#無印良品

 

自営業の家庭に生まれた私が、サラリーマンとして生きる中で思うこと

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自然の風景は何処を撮っても絵になる

写真を撮っているとそんなことを思う

 

人間以外の生き物はきっと

自分から飾ろうだとかお洒落しようなどとは思っていないはずなのに

「そのまま」が本当に美しい

 

書きたいことで溢れ気味な日々

書く時間をどう捻出するか

嬉しい悩み中です。

 

 

自営業と父の後ろ姿

  • その昔、私は某カフェでバイトをしていました

今でも稀に連絡を取り合う仲の

当時はカフェの先輩で私の面倒をよく見てくれたYさんという方がいました

 

今朝、Yさんと久しぶりに電話をしました

職人気質なYさんは、相変わらず声も元気で活き活きしていました

そしていつの間にか国際結婚し、今は丸の内にある有名ショッピングビルで

食品小売店の店長に出世したということを知る

 

祝う気持ちと劣等感が同時に頭をよぎる。笑

そんな自分に罪悪感を抱きつつも

 

この厄介な劣等感の理由を紐解けば

自分が見えてくる気がした。

 

 

  • Yさんの夢は自分の飲食店を営むこと

一緒にラーメンを食べながらそんな話をしたこともあった

Yさんは何度か転職はしているものの

全て飲食業という一貫性があり

修行の心持ちで勤めながら、複数の飲食系の資格も自力で取得

外国人のお嫁さんもYさんの夢を応援してくれているらしい

いつか開店したら、お店に食べに行くのが楽しみだ

 

 

「自分の興味のあること・好きなことを仕事にしたい」

 心の奥底で、そうしたいと思っている人は非常に多いのではないでしょうか

 

 

例え今、それができていなくても

その夢に向かって

走り方は下手でも

先が見えなくても走り続けている人

そんな人間が

私にはとても眩しく映ります。

 

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自分のことを振り返ると

私も高校を卒業してから数年間はそうでした。

フリーターをやりながらも音楽に熱中

ライブやレコーディング、自主CD製作等のクリエイティブな活動がとても楽しくて

いつか大好きな音楽関係で飯を食べていけるようになれたらいいなと思っていた時期もありました

 

それから数年経ち

音楽関係のオーディションを受けたり、敷居の高いライブハウスにチャレンジしていく中で

自分の実力や市場価値を知り、自信を失って音楽に対するモチベーションが低下していきました

さらには業界の厳しい現実を知っていくほどに

不安だけが募っていき、諦め挫折

当時の自分が考えていた愛する人と結婚して父になって平穏な生活を送りたい。音楽は趣味で続ければいい」という強い気持ちが止められなくなりました。

中には「才能あるよ」「君のドラムが好きだよ」と親身に声を掛けてくれる仲間やお客さんもいましたが

私とは比べ物にならない位の技術やセンスを持った人でさえ、音楽で食べていくのは至難の技だという事実を目の当たりにしていた私は

他人の意見を信用できずに自分を最優先し、メンバーや周囲の反対を押し切り脱退

夢の方向転換をしました

 

なぜ早々に諦めて方向転換しようと思ったのか

それは私の本能に従った

としか言いようがないです。

 

今思い返してみれば

方向転換というよりも

元々2つの夢があり

両立はできなさそうなので一つに絞った

というのが正しいかもしれないです

 

 

その後は

新たな自分の夢に対して突き進み

仕事も恋愛も、何度もうまくいかないことが続きましたが、

結果として

方向転換をした私の夢は叶いました

 

「私と愛する妻と子、三人で手を繋いでただ道を歩く」

 

これが

本能レベルでずっと望んでいた夢。

 

それが叶った瞬間、

言葉では表現し難い幸せな気持ちに包まれたことは覚えています

 

子宝にも恵まれ

「この世にこんなにも可愛いがあるのか!」

と驚くほど毎日愛おしくて仕方がありません

私のプライベート(OFFの方)は幸せです。と今は胸を張って言うことができるので

思春期の頃の自分に向けて

「大丈夫だったよ。未来のお前は幸せに生きてるよ!」

こう叫んであげたいです。

 

 

しかしながら、

誰かに「夢が叶って良かったね、その先はどうしたいの?」

このように質問されたら

その先をどう生きるかを深く考えてこなかった私は、うまく答えることができない

ということに気付きました。

 

私の先読みの甘さ、自分でも情けないです

突っ走ってしまうので、、

 

夢が叶った後に見えてきたこと

今の生活水準を維持する為に、この先数十年は決まった額を稼ぎ続ける責任

リスクのある起業や自営業などは勿論、妻の許可無しに転職はできない

共働きとはいえ家のローンや子供の生活も私の稼ぎにかかっている、子供の学力も

独身時代に比べて自分だけに使える時間が大幅に減った

日本のお父さんはきっと私と同じ立場の人も一定数いるのではないでしょうか

 

  • 家庭を持つ父親として

もはや自分のことだけ考えることは許されないことだと思います

 

自己実現など自分の気持ちはさて置いて

何も考えず仕事に家事に育児に全力投球するのが本来正しいのかもしれない。

しかしながら

私にとって仕事に対するモチベーションも非常に大切な要素であり

全力で取り組む為には

何故自分はこの仕事を選んだのか

何故サラリーマンをするのか

自分にとっての幸せな仕事とは何か

その要点をしっかりと理解し、自分を見失わないようにしておくことが重要なのではないかと思います。

 

自己の気持ちをただ押さえ付けて毎日耐えて働くのではなく

仕事の中でも自己実現をする

そうすることによって

 

父親が活き活きと働く姿は

子供から見てとても良い刺激になると思います

事実、自営業をやっていた時の父の姿は輝いて見え

私の憧れでしたから。

 

 

あなたが好きなこと

何故か惹かれること

それはあなたにとっての宝物

どうか大切にしてください

 

私も自分自身に言い聞かせたいと思います

子供から大人になっても

好きという自分の気持ちに嘘はつかなくていい

長年嘘をついていると大切な宝物を無くしてしまうような気もします

 

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〈自営業への憧れ〉

私は代々自営業の家庭で生まれ

学校から帰ってくると

自宅の店先で働く両親の姿を見ながら育った私

郊外型の大型チェーン店や時代の波に飲まれ

私が物心ついた頃には廃業してしまったが

これが自営業に憧れるルーツなのかもしれない

 

両親は睡眠不足になりながらも一生懸命働いていました

とても輝いて映り、私の自慢の父母だった

特に父などは、今よりも活き活きして見えた

 

自分だけの店を持って自分のやり方で働く

とても自由度が高い

 

お金や社会保障的に見れば

保障もなくリスクは非常に高い

だけれども

マズローの欲求5段階説で最上段にある

自己実現という点を叶えられるのは凄い

 

 

〈アメリカの心理学者:アブラハム・マズローの欲求5段階説〉

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私の場合、好きなことをストイックに突き詰めることは苦手であり

複数の好きなことがあって

興味があちらこちらへ散らばっている

それは

好きのエネルギーが色々な方向へ散らばっているということで

これでは「その道のプロ」になるには非常に不利でもあると思う

 

 

Yさんのように

好きなことを一つに絞り

ストイックに一つのことを

ブレずに突き詰められる人

 

そして

良い意味で、他人の目など一切気にせず

自分の好きを信じて◯◯バカになれる人

私はバンド時代、◯◯バカにはなれなかったのです

 

 

きっと

Yさんが眩しく見えるのは

そういうことなのだと思った。

 

 

私は下っ端サラリーマンとして

日々会社から与えられる仕事を悪戦苦闘しながら淡々とこなしています

正直、仕事をしている時というのは

ロボットにでもなった様な気持ちです。笑

その代わりに一定のお金と休日を頂くことができるのですが、

私が今の仕事で得ているものは

マズローの欲求5段階説で表すと

下から二段目の安全欲求までだと思うのです。

 

 

この先も

人生の大半の時間を費やす仕事

その中にいかにして自分の「好き」を見つけたり関連付けていけるか

どうしても本業で不可能ならば

副業で何か自己実現ができることはあるのか

それらを真剣に考えていくことが私の新たな目標です

 

 

そして私にとって

写真を撮ったり文章を書いたりすることは

自分の世界を作り出すこと

自営業的な喜びを感じることができます。

 

 

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

 

 

 

 

#シンプルライフ#身の丈暮らし#脱力系ミニマリスト#共働き#子育て#育児ブログ#ナチュラルインテリア#慎ましい暮らし#コーヒー#リノベーション#小屋暮らし#タイニーハウス

 

田舎と都会の違いについて考える。一杯のコーヒー

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頭がぐるぐるしているので

思考を整理したい

 

今モヤモヤしていること

《都会に比べて田舎暮らしは刺激が少ないのか

 

今日は妻の体調が優れず

午後から夕方まで娘と二人で過ごした

 

そこそこ田舎なので大規模な商業施設や映画館などは無いが

図書館、小規模なショッピングセンター、公園、カフェで過ごした。

大人にとっては代わり映えのない日常的な場所でも、幼児にとってはとても刺激的。

些細なことでも驚いたり楽しんだり、何に対しても興味津々な様子で

そんな表情を見ていると、こっちまで新鮮な気持ちになる。

 

私は田舎育ちだからだと思いますが

人の少ない田舎暮らしが精神的に落ち着きます。

 

しかし、どこかで誰かが言っていた

「田舎は刺激が少ないから・・・」

「田舎って不便だから私は住めないな」

「田舎にいると刺激が無くて頭がボケてきそう・・」

というネガティヴな言葉が時々頭に浮かんできては不安になることがある

何故だろうか

 

  • 東京を例にとってみると

確かに東京は全国各地から優秀な人達が集まっていたり

人口が多く多彩で大使館や外国人も多く国際的、歴史あるものも多い

企業の旗艦店も多く、最先端の文化的発信地でもあると思う

それらが密集しているので移動も容易

 

私も中学生の時に親と一緒に初めて都内(中目黒)へ行き、衝撃を受けたことを覚えている

高校生になると一人で東京散策へ行き始めた

 丸ノ内・銀座・表参道・青山・渋谷・原宿・神楽坂・池袋・六本木・代官山・吉祥寺 等

何処も刺激的で面白かったが、人混みに揉まれ帰りの電車では決まって疲れ切っていた。

 

一度行くと刺激を沢山もらい、しばらくは行かなくていいかな

東京はたまに行くくらいがいいかな、といった具合だった

この「たまに」というワード、これは人によって全く違うのであろう

それぞれのペースがある 

 

若い頃、東京での一人暮らしに強く憧れた時期もあったが

私の場合は

都内に住居を構え子育てをするという姿がどうしても想像できなかった

 

東京は利便性が高く、お金があれば不自由なく暮らしていけるだろう

 

だけど東京では体験できないこともある

例えばそれは沖縄でしか体験できないことだったりします

 

 

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ここでまた最初の問いに戻る

「都会に比べて田舎暮らしは刺激が少ないのか?」

 

自分なりの答えとしては

それは、その人の価値観によるということ

 

・流行のショッピングや都内高級ホテルのバイキング巡りが趣味の人にとって田舎は魅力的?
・昆虫採集や天体観測が趣味の人にとって新宿や渋谷は魅力的な街?

 

その人が何をしたいか

何に対して幸せと感じるのか

 

 

田舎とひとくくりにするのではなくて

同じ田舎暮らしであっても

地域によって文化度は異なるだろう

 

例えば

  • 茶髪で上下ジャージにサンダルみたいなヤンキーが多く娯楽といえばパチンコみたいな地域
  • 田舎ながらも移住者が多く、感度の高い若手が未来を見つめてチャレンジしている地域
  • 慎ましく丁寧に暮らしている地域

 

田舎・都会 関係なく

暮らし方はそこに住む人々の教養や文化度によって大きく違ってくると思う

 

受け身で情報を浴びていなくとも

図書館に行ったりテレビを観たり

そしてネットで世界と繋がれる現代、どこにいても何でも検索することはできる

 

ただし、

Googleストリートビューの様に閲覧することはできても体験することはできないといった違いはあると思うが、この差はどれくらい大きいのだろうか

 

 

東京の刺激的な生活が日常である人にとって

田舎での生活をどう感じるのか

その人が何を刺激と感じるか、何に幸せを感じるのか

それぞれの価値観で全てが変わってくる

 

 同じ「コーヒーを飲む」というイベントでも

都内にできた日本初出店の洒落たカフェで飲むのか

自然豊かな公園でレジャーシートを広げて飲むのか 

どちらを楽しいと感じるかはその人次第。

 

 

その場所でしか体験できないことが

その地域の価値になる

 

これは都会であっても田舎であっても

変わらず同じことだと思う。

 

異なる点をあげるとするれば

「密度」や「スピード」などがあると思います。

毎日シャワーの様に刺激を浴びていたい人

日常に起こる些細な事に喜びを感じる人

 

新しいものに囲まれたり、流行に乗って生きることに快感を感じる人

流行には興味など無く、自分が好きなものに囲まれていれば幸せな人

 

それぞれに合った場所に

それぞれの幸せの基準で

 

人は住むのでしょうか